CV-KP300PとCV-KP900Pは、どちらも日立の紙パック式のキャニスター掃除機で、基本的な使い方に大きな違いはありません。
一方で、本体サイズと静かさの点ではCV-KP900Pの方がコンパクトで静かという違いがあります。
CV-KP300Pも十分にコンパクトで軽く、一般的な使い方で不便を感じる場面は多くありません。
そのため、「どこまでコンパクトさや音の小ささを求めるか」が、選び分けのポイントになります。
結論|CV-KP300PとCV-KP900Pの主な違いと選び方
整理すると、CV-KP300Pは「十分コンパクトで扱いやすい標準的なキャニスター」、CV-KP900Pは「できるだけ本体を小さくし、音も抑えたい人向け」の位置づけです(その分価格が数千円~1万円程度高くなる傾向にあります)。
大きな使い勝手の差が出る組み合わせではないため、コンパクトさや静かさをどこまで重視するかで判断すると考えやすいでしょう。
ここでは両者の位置づけと主な違いを整理しました。サイズや音、価格などの細かな違いについては、このあと順に詳しく見ていきます。
CV-KP300PとCV-KP900Pはどちらも紙パック式キャニスター
まず前提として、CV-KP300PとCV-KP900Pはどちらも紙パック式のキャニスター掃除機(本体は床に置いたまま、ホースとノズルを操作して使う掃除機)です。
集じん方式や操作方法は共通しており、使い方は一般的なキャニスター掃除機と同じです。
普段の掃除の中で、「操作方法が分からない」「扱いづらい」と感じるような差はなく、初めて紙パック式を使う場合でも、特別な慣れは必要ありません。
サイズや重さについても、どちらもキャニスター掃除機としては十分コンパクトな部類に入ります。掃除の途中で本体を持ち上げたり、階段を移動したりする場面でも、日常使いの範囲であれば無理なく対応できます。
そのため、
- 「CV-KP300Pは大きくて重い」
- 「CV-KP900Pだけが特別に扱いやすい」
といった極端なイメージは当てはまりません。CV-KP300Pの時点で、すでに使い勝手としては十分に完成されている、というのが実際の印象です。
CV-KP300PとCV-KP900Pのサイズ・重さ|見た目に違いはあるが、使い方は共通
本体サイズや重量を数値で見ると、CV-KP900Pの方が一回り小さく、軽く設計されています。
サイズ・重さ(メーカー公表値の目安)
- CV-KP300P:幅約236×奥行約351×高さ約202mm/本体質量 約2.9kg(標準質量 約4.4kg)
- CV-KP900P:幅約207×奥行約339×高さ約203mm/本体質量 約2.3kg(標準質量 約3.6kg)
写真や店頭で見比べると、CV-KP900Pの方が見比べるとコンパクトに感じられ、CV-KP300Pとは別の設計の掃除機だと分かる見た目です。並べて見ると差ははっきりしており、収納時の印象や存在感も異なります。
一方で、どちらも同じ紙パック式キャニスター掃除機であるため、掃除の流れや操作方法が大きく変わるわけではありません。引きながら使う、部屋間を移動する、といった基本的な使い方は共通です。
そのため、見た目やサイズ感では違いが分かるものの、日常の掃除で別の種類の掃除機を使っていると感じる場面はあまりないでしょう。収納スペースや見た目のコンパクトさを重視する場合にはCV-KP900Pが向きますが、CV-KP300Pでも大きさや重さが負担になるケースは多くないです。
それでも、少しでも軽く、コンパクトに、と考えている方ならば大きな違いになるかもしれませんね。実際、私もこのような思いで高齢の母にCV-KP900Pと同じ系統の掃除機を購入したことがあります。結局その後、CV-KP300Pと同じ系統の掃除機を店頭で見たのですが、これでも十分軽くてコンパクトだったなと感じました。普段使いでの体感差は、小さめと考えてよいでしょう。
CV-KP300PとCV-KP900Pの吸引力の違い
吸引力は「吸込仕事率(最大)」という数値で比較されることが多く、カタログ上ではCV-KP300Pの方が高めに設定されています。
吸込仕事率(最大・目安)
- CV-KP300P:約630W
- CV-KP900P:約330W
数値だけを見ると差が大きく見えますが、これはあくまで最大時の値です。
一般的なフローリングやカーペットの掃除では、常に最大パワーを使うことは少ないため、そこまで差は出にくいと考えられます。
吸引力の数値差がそのまま使い勝手の差になるとは限らない点は押さえておきたいところです。
CV-KP300PとCV-KP900Pの音の違い
運転音については、仕様上の数値ではCV-KP900Pの方がやや小さくなっています。
運転音(目安)
- CV-KP300P:約67dB前後
- CV-KP900P:約59dB前後
数値だけを見ると差はありますが、掃除機の音は使用環境の影響を受けやすく、音の違いも体感差は人による部分です。部屋の広さや床材、掃除する時間帯によって、印象は変わります。
そのため、静かさを少しでも重視したい人にとっては判断材料になりますが、吸引力と同様、数値と体感が必ずしも一致しない点は理解しておくとよいでしょう。
CV-KP300PとCV-KP900Pの価格の違い
店舗やかネットネットでだいぶ価格に差がありますが、価格帯はどちらもおおよそ3万円台後半〜4万円台前半が中心です。
CV-KP900Pの方が、数千円から1万円ほど高い傾向があります。
価格差に対して、劇的な機能の差を期待すると合わない可能性がありますが、これまでお伝えしてきた見た目の印象(デザインも含め)や本体のコンパクトさ、運転音といった点を含めて、価格とのバランスをどう考えるかで判断すると整理しやすいでしょう。
CV-KP300PとCV-KP900Pの選び方の目安
CV-KP300Pが向いている人
- シンプルな構成でOK
- 音や細かな違いはあまり気にならない
- 価格はできるだけ抑えたい
- 迷ったら無難な選択をしたい
CV-KP900Pが向いている人
- 音やサイズ感を少しでも重視したい
- わずかな違いでも気分よく使いたい
- 数千円~1万円の価格差を許容できる
- スリムなデザインは外せない
まとめ
CV-KP300PとCV-KP900Pは、どちらも紙パック式キャニスター掃除機としての使い勝手はよいと言えます。
数値や仕様を見ると違いはありますが、普段のフローリングやカーペット掃除では体感差は小さく、使い方そのものが変わるほどではないというのが実際の印象です。
一方で、見た目や本体サイズ、運転音といった点ではCV-KP900Pの方がコンパクトで静かに感じやすく、「できるだけ小さく、静かに使いたい」という意識があるかどうかが選び分けの分かれ目になります。CV-KP300Pも十分コンパクトで扱いやすいため、価格とのバランスを重視するなら納得しやすい選択肢です。
迷った場合は、コンパクトさや音にどこまで価値を置くか、価格差をどう受け止めるかを基準に考えると整理しやすいでしょう。どちらを選んでも日常の掃除は無理なくこなせるため、重視したいポイントがはっきりしていれば選択に迷いにくくなります。

